11月9日(月)研究発表会

平成27年度 小豆郡中学校教育研究大会、土庄町教育推進研究会研究発表会が、本校で開催されました。

研究主題「心豊かで、確かな学力を身に付けた生徒の育成」、サブテーマを『一人一人の生徒が「分かる、できる」を実感できる授業づくり』として、昨年度より取り組んでいる本校の授業改善の取組を見ていただきました。

来年度、小中併設校として共に豊島の子供たちの教育を担っていく豊島小学校の先生方8名をはじめ、島外から89名、本校の保護者を合わせて100名近い方に参加していただきました。ありがとうございました。

へき地、離島、全校生徒8名の小規模校という学校を取り巻く環境を十分に考察し、デメリットを最小化し、メリットを最大限生かすための手段として「授業のユニバーサルデザイン化」「授業でのICT利活用推進」という2つの内容について授業研究を中心に研究を重ねてきました。

まだまだ、課題も多く残されていますが、「生徒が50分の授業を集中して取り組めるようになってきた」「この時間の学習課題(目標)やすることがはっきり分かる」など、積極的に授業に取り組もうとする姿勢が出てきています。また、若年の教員が多い本校ですが、授業の中で「焦点化」「視覚化」「共有化」する場面を意図的に設定すること、また、ICTを効果的に利活用することで一人一人の生徒にとって「分かる、できる」をめざした構造的な授業をデザインすることができるようになったことなどの成果が出てきています。

今後、さらに研究を進めていくことで、すべての生徒に「分かる、できる」が実感できる授業を展開していきたいと考えています。

公開授業

1年 国語「蓬莱の玉の枝」竹取物語から

2年 理科「電流の性質」電流の強さは何で決まるのか

3年 社会「国民として国の政治を考えよう」選挙と選挙をめぐる問題点