台風22号の接近で開催が心配されましたが、無事、豊島小学校の学習発表会「ふるさとの集い」、豊島中学校の校内文化祭「豊翔会」が行われました。
施設一体型小中併設校として再スタートして2年目、当日までの練習、準備、当日の進行、また、PTA活動として保護者の方が作ってくれる昼食のカレーライスづくり、どれも昨年に比べてスムーズにできたのではないかと思います。何よりも日頃の学習の成果として発表したそれぞれの内容については、参観された保護者や地域の方によく伝わったのではないかと思います。小学校1年生から中学校3年生までが合同で行うこの学習発表会は、下級生にとっては自分たちの1年後、または、8年後を見据えて目標となるものを感じることができたでしょうし、上級生にとっては、自分たちの成長を振り返ることができるという大きな教育効果があるのではないかと考えています。
特に午前中最後の発表となった中学生の「総合的な学習の時間」の学習発表は、ふるさと豊島の現状を地域住民の方からいただいたアンケートから中学生の視点で鋭く切り込んだものでありました。また、その分析の中で話し合ったこと、疑問に思ったことを劇を通して発表しました。現在の豊島での生活、これからの豊島、自分たちの将来について真剣に考え、答えを出そうとしている中学生の姿を見事に表現してくれました。参観した小学生も保護者、地域の方も一緒に豊島の今、将来を考えることができたのではないでしょうか。
午後は音楽発表会です。ステージとフロアーが一体となって音楽を楽しむことができました。
笑顔あふれる素敵な小中合同の「ふるさとの集い・豊翔会」になりました。