9月19日(水)防災について考える

中学生は、大きな地震が発生したときにどうすれば良いか、また、日頃からどんな備えをすれば良いか考える全校学活を行いました。

「『地震 雷 火事 おやじ』の中でどれが一番怖い?」という教師の問いかけに、「おやじ」と答えた生徒も数名いたものの、多くの生徒は地震が怖い、と答えました。では普段の対策はどうか、と問われると、生徒たちが各家庭で寝室にしている部屋は、窓ガラスが近くにある、天井のライトが布団の真上にある、足下に重たい段ボールを重ねて置いている、など災害が起きた場合、危険度が高いようです。授業を通して、段ボールがつっぱり棒やベッドの代わりになること、スーパーなどのビニル袋が役立つこと、夜中の地震に備えて、スリッパや懐中電灯を枕元に用意しておくなどすぐに実践できそうな対策を学びました。また、非常食を入れ替えるきっかけの日を各家庭で設定し、災害を考える日とすることで、いざというときに動けるようにしておくことの大切さも学びました。

自然災害が少ない、といわれている瀬戸内地方ですが、「備えあれば患いなし」。普段から災害に備えて準備している生徒は少なかったものの、今日の授業をきっかけに、できることから始めていきたいと思います。