月別アーカイブ: 2018年9月

9月20日(木)小豆郡英語弁論大会

今年度も小豆郡の弁論大会に本校から2名の生徒が参加しました。

2名とも昨年度に引き続き2回目の参加です。本番前の二人の表情から、昨年度より緊張はしていないかな、と思っていましたが、二人ともドキドキの発表だったようです。しかし、昨年度の経験を生かし、二人とも堂々と表現力豊かに発表することができました。

2年生女子は、暗唱の部でキング牧師の”I Have a Dream”を発表しました。キング牧師の思いを伝えられるように、声や言い回しを工夫をするなど、豊かな表現力で聞いている人を魅了しました。6月から何度もキング牧師本人のスピーチを聴き、体全体で表現しようと努力してきました。積み重ねてきた努力を3分間に全て出し切ることのできた、立派な発表でした。

3年生女子は、弁論の部で”For Our Peaceful Future”というタイトルで、平和への思いを訴えました。ふとしたときに「今日も平和だなぁ。」という言葉が口から出る彼女は、学校での平和学習をきっかけに、本当の平和とは何か考えるようになりました。戦争以外にも私たちの生きる権利を奪っているものがあること、今感じている平和を後世に残せるように今の自分にできることを語りました。間の取り方や強弱を意識し、聞いている人が「平和」について考えられるようなスピーチとなりました。

審査の結果、3年生女子は小豆郡の代表として10月に行われる県大会に出場することになりました!おめでとうございます!

また、10月末に行われる豊翔会でも2人の発表があります。お時間のある方は、ぜひ2人のスピーチを聴きに豊翔会にお越しください。

9月19日(水)防災について考える

中学生は、大きな地震が発生したときにどうすれば良いか、また、日頃からどんな備えをすれば良いか考える全校学活を行いました。

「『地震 雷 火事 おやじ』の中でどれが一番怖い?」という教師の問いかけに、「おやじ」と答えた生徒も数名いたものの、多くの生徒は地震が怖い、と答えました。では普段の対策はどうか、と問われると、生徒たちが各家庭で寝室にしている部屋は、窓ガラスが近くにある、天井のライトが布団の真上にある、足下に重たい段ボールを重ねて置いている、など災害が起きた場合、危険度が高いようです。授業を通して、段ボールがつっぱり棒やベッドの代わりになること、スーパーなどのビニル袋が役立つこと、夜中の地震に備えて、スリッパや懐中電灯を枕元に用意しておくなどすぐに実践できそうな対策を学びました。また、非常食を入れ替えるきっかけの日を各家庭で設定し、災害を考える日とすることで、いざというときに動けるようにしておくことの大切さも学びました。

自然災害が少ない、といわれている瀬戸内地方ですが、「備えあれば患いなし」。普段から災害に備えて準備している生徒は少なかったものの、今日の授業をきっかけに、できることから始めていきたいと思います。

9月18日(火)ようこそ、イマニー先生!

今日、新しいALTの先生をお迎えしました。

アメリカ出身で、読書と絵を描くことが好きなイマニー先生。着任のあいさつでは、「豊島に来ることができてうれしいです。みんなを家族のように感じています。一緒に英語の授業を楽しみましょう。」というメッセージをいただきました。

また、児童・生徒を代表して、中学3年生が英語と日本語で「ようこそ豊島へ。豊島には自然やアート作品がたくさんあります。ぜひ、豊島での時間を楽しんでください。私たちの中には英語が大好きな子もたくさんいます。先生と一緒に一生懸命英語を学びたいと思います。」と歓迎の言葉を述べました。

今日は中学1~3年生合同の授業がありました。全員が用意していた自己紹介のプレゼンを緊張しながら行いましたが、笑顔があふれたり、おぉと思わせる発言が出たりと、イマニー先生にしっかりと自己紹介をすることができました。その後、イマニー先生からの自己紹介です。自分のこと、家族のこと、出身地のことなどゲームを交えながら紹介してくださいました。

明日は小学生との授業です。職員室の前を通るたびに、ちらっと覗いては”Hello!”とイマニー先生にあいさつをする小学生たち。明日の授業が楽しみですね。

9月7日(金)田んぼの守護神2018

かかしづくりも3年目。毎年いろんなかかし作りに挑戦してきましたが、今年の作品名は、

「てるてると愉快ななかまたち」です。

よく見ると、誰かに似ているような似ていないような…。

稲刈りの時期まで、今年も田んぼの守護神として豊島小中学校の田んぼを見守ります!

8月29日(水)~31日(金) 中2職場体験学習

本校では、2年生時に進路学習の一環として職場体験学習を行っています。今年は2年生5名が、自ら電話してお願いした職場で体験してきました。多くの方のご支援で職場体験学習を行うことができたこと、誠にありがとうございました。

初日のフェリーでは、緊張した面持ちだった生徒ですが、2日目、3日目となると、顔つきに自信が見られるようになっていきました。私も、生徒たちの新しい一面を見ることができたこともあり、実り多い職場体験となりました。

生徒の感想をいくつか紹介します。

○職場の方の仕事ぶりを見て、見習いたいと思った点

作業に集中していたのに、お客様が来られるとすぐに気がついて対応していたところ。

予想外の展開でも落ち着いて行動するところ。

正確性だけでなく、とても早いところ。

お客様の要望をしっかり聞いていたところと、相手の目を見て話をしていたところ。

 

○職場体験学習を終えて考えたこと

今の自分にできることは少ないし、専門的な知識は無いので、一つ一つの仕事が大変でした。でも、その分、仕事を達成できたとき、お客さんに「がんばれ。」と声をかけられたときの嬉しさは大きかったです。また、自分の好きなことを仕事にすると楽しいと思えることを発見しました。自分の長所、短所、好きなことをしっかり見つめながら、将来について考えていきたいです。

自分の成長が、その場その場で感じることができて、この職業に就きたいと強く思うようになりました。自分に足りないところがよく分かったので、これからも成長できるように毎日を大切にしていきたいです。(途中省略)働くということは、しんどいことだけだと思っていたけれど、楽しさや喜びがあって頑張れるんだと感じました。